タイトル通り「ハーグ条約」に基づく裁判所の返還命令に従わないのは
違法だとして、アメリカ在住の父親が息子(13)を連れて帰国した母親に
子の引き渡しを求めた判決がだされました。
ハーグ条約を締結する前は、日本から外国に子を連れ去られた場合、法律・
文化・言葉の壁を乗り越え自力で外国の裁判所に子の返還を求める申請を
しなければなりませんでした。あるいは、外国で生活している日本人が
子供と一緒に一時帰国することさえ「連れ去りをされる」と懸念され子供の
帰国が出来ない現状もありました。
2013年ハーグ条約締結後は国際的な基準により問題が解決するように
なりましたが未だに諸外国から日本は「条約を守らず連れ去られる」と
認識されている現状があります。
私自身ハーグ条約締結以前、アメリカと日本両国に跨がり子の問題で自力解決
しています。どちらにしろ国を跨がる子の問題は精神的苦痛、高額費用問題などで
双方のダメージは想像を絶します。
国際離婚でも泥沼化せず、よりベストな状態での解決方法があります。
私自身の経験を元に問題を抱えた方々に寄り添い解決・サポートが出来たら嬉しく
思います。